2022/6/2 - 2022/6/20

終了しました

ポルトレ Portrait『ポルトレ 普及版』刊行記念 上田義彦写真展

ポルトレ Portrait

20世紀末から今世紀はじめにかけて、上田義彦が月1回のペースで撮影した38人の肖像を収めた『ポルトレ』が、この度田畑書店より普及版として刊行されます。Titleではそれにあわせて、安岡章太郎、大野一雄、白川静、大島渚、山田風太郎、三浦哲郎など、同書から作家や芸術家を中心に選んだポートレイト写真を展示します。

昭和を生きた巨匠たちをとらえた写真が、時を超え、繊細なディテールをもって語りかけてきます。被写体の人格のみならず、その場の空気までを撮る、上田義彦の写真術の粋をぜひご覧ください。

*『ポルトレ 普及版』は6月8日頃、田畑書店より発売予定。展覧会会場では先行発売として初日より販売いたします。

  • 上田義彦(うえだ・よしひこ)
  • 上田義彦(うえだ・よしひこ)

    1957年、兵庫に生まれる。写真家。多摩美術大学教授。東京ADC賞、ニューヨークADC、日本写真家協会作家賞など、国内外の様々な賞を受賞。2011年にGallery916を主宰。代表作に、ネイティブアメリカンの聖なる森を捉えた『Quinault』(京都書院、1993)、「山海塾」を主宰する前衛舞踏家・天児牛大のポートレート集『AMAGATSU』(光琳社、1995)、自身の家族に寄り添うようにカメラを向けた『at Home』(リトルモア、2006)、生命の源をテーマにした『Materia』(求龍堂、2012)、30有余年の活動を集大成した『A Life with Camera』(羽鳥書店、2015)など。近著には、Quinault・屋久島・奈良春日大社の3つの原生林を撮り下ろした『FOREST 印象と記憶 1989-2017』(青幻舎、2018)、一枚の白い紙に落ちる光と影の記憶『68TH STREET』(ユナイテッドヴァガボンズ、2018)、『林檎の木』(赤々舎、2017)などがある。また、2021年に公開された、映画『椿の庭』は大きな反響を呼び、映画監督としての仕事も注目されている。

    Photo by Yoshiko Kojima

    上田義彦 公式HP:https://www.yoshihikoueda.com/

開催日
2022年6月2日(木)ー 2022年6月20日(月)
時間
時間 12:00 - 19:30(日曜日は19時まで) 水曜・第三火曜日定休 *6月7日(火)は休み 最終日6月20日(月)は17時まで
会場

Title2階ギャラリー

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