2023/4/7 - 2023/4/25
終了しましたnakaban『トラタのりんご』刊行記念展
絵本『トラタのりんご』(岩波書店)の刊行を記念して、原画の全点を展示します。
画家nakabanさんによる、描き下ろし作品。
少年トラタのある日の冒険が、あざやかな油彩で描かれます。
きらめく絵を眺めながら、りんごのきた道、ゆく道に、ひととき想いをはせてみませんか。
会場では本書をはじめとするnakabanさんの著作のほか、本展に合わせて描かれた、作品の展示販売も行います。
*会期中の、9日(日)、10日(月)の二日間の営業時間内、nakabanさんが在廊予定です。ぜひお越しください。
*会期中の8日(土)、9日(日)の二日間、Titleの店頭にて、「いちりんご」さんによるりんごの行商を行います。12時~17時までの予定です。ぜひ新鮮なりんごをお求めください。
〈内容紹介〉
大好きなりんごの木を育てているトラタ。
鳥を追いかけて迷いこんだ庭には、見たことのないりんごがいっぱい。
おそるおそるかじってみると「わっ、すっぱい……」
家に帰り、図鑑で調べたトラタは、古くてめずらしいりんごだったと知ります。
次の日、トラタはまた庭へいこうとしますが……。
りんごは、いったいどこからきたんだろう。おいしいと感じるのはなぜだろう。
トラタといっしょに、「食べもの」の過去・いま・未来をもっと知りたくなる絵本です。
*この絵本は、京都大学iPS細胞研究所で倫理研究に携わる三成寿作さんによる、ふだん食べているものについて、ふと立ち止まって考えたり、調べたりするきっかけを作りたいという想いから企画されました。そして、画家と研究者たがいに意見交換を深めながら、nakabanさんによるトラタの物語が生まれました。
- nakaban(なかばん)
1974 年広島県生まれ。画家。絵画、書籍の装画、文章、映像作品、絵本を発表している。主な著作に、絵本『ダーラナのひ』(偕成社)『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修 詩、 ミシマ社)『ぼくとたいようのふね』(BL 出版)など。趣味はりんごやいちじくなどの果樹栽培、ポストカード収集。コーヒー党の猫舌。本を読むのがすごく遅い。
- 開催日
- 2023年4月7日(金)ー 2023年4月25日(火)
- 時間
- 12:00 - 19:30(日曜日は19時まで) 水曜・第一・第三火曜日定休 *最終日4月25日(火)は17時まで
- 会場
Title2階ギャラリー