2023/7/14 - 2023/7/30
終了しました文芸雑誌『代わりに読む人1 創刊号』原画展
Titleでは文芸雑誌『代わりに読む人1 創刊号』の刊行を記念して、挿画として使用した画家・佐貫絢郁の書き下ろし原画を集めた『代わりに読む人1 創刊号』原画展を開催します。
作家・友田とんが営むひとり出版社・代わりに読む人。この度「代わりに読む人」から創刊された文芸雑誌『代わりに読む人』は、「可笑しさで世界をすこしだけ拡げる」というモットーを実践すべく、読む/書く人々の試行錯誤の場となる「公園」を目指します。本誌では、画家として活躍する佐貫絢郁さんが、「公園」や特集の「矛盾」をテーマにして130点あまりの挿画を書き下ろし、すべてのページに挿画が配されています。
本展では、壁一面を色鮮やかな書き下ろし挿画で埋め尽くし、まるで「公園」を目指す雑誌のなかに入り込んだかのような感覚を味わっていただきます。一見抽象的な線で構成された佐貫さんの絵は、じっと見つめていると、人や物の姿が浮き上がってきます。展示では原画の鮮やかな色使いや、顔料・アクリル・色鉛筆など、複数の画材、異なるタッチ、そして寄せられたテキストとの戯れをお楽しみください。来場いただいたみなさんの執行錯誤のきっかけになりますように。
・展示室窓側には「この1年に読んだ本」の誌面を再現するような書籍のコーナーを設け、執筆者・制作者がこの1年に印象に残った本や著作、佐貫絢郁のポストカードが並びます。
・無料冊子「雑誌『代わりに読む人』のできるまで」をご用意します。画家、装幀家、組版、校正者、編者がその独特の制作プロセスについて綴っています。どうやってこの雑誌を作ったのだろうと不思議を感じたら、開いてお読みください。
・Titleで『代わりに読む人』を購入いただいた方に、佐貫さんの絵をあしらった原画展特製バッジを差し上げます。
・書籍の一般発売は7月末ですが、本展では書籍を先行販売します(特典ポストカード付き)。
*佐貫絢郁さんの在廊日は7月15日(土)15:00~18:00を予定しています。
- 佐貫絢郁(さぬき・あやか)
画家。京都造形芸術大学大学院修士課程表現専攻ペインティング領域日本画修了。2020年度ポーラ美術振興財団在外研修員として2022年よりタイ滞在。
- 開催日
- 2023年7月14日(金)ー 2023年7月30日(日)
- 時間
- 12:00 - 19:30(日曜日は19時まで) 7月18日(火)、19日(水)、26日(水)休み *最終日30日(日)は17時まで
- 会場
Title2階ギャラリー