2023/9/15 - 2023/10/1
終了しましたそれは奇跡かデタラメか?コマツシンヤ『デタラメ研究所』刊行記念原画展
Titleでは、予測できないいまと未来をいきるすべてのひとにおくる “確率入門コミックス” 『デタラメ研究所』の刊行を記念した、コマツシンヤさんの絵本原画展を行います。
サイコロを3回振り、3回とも1が出た。奇跡がおきた! というエヌくん。宇宙のどこかからやってきた「デタラメ研究所」研究員のアールくんは、それはたんなるデタラメ、偶然の結果であることを教えます。それでも納得できないエヌくんを、アールくんはふしぎな確率の世界へといざないますが、果たしてそれは、奇跡か?デタラメか?
本展では、この『デタラメ研究所』の原画をたっぷり展示するとともに、コマツシンヤさんの描き下ろし作品の展示販売を行います(先着順、お一人様1点限り)。また「奇跡と偶然」をテーマにしたコマツさんの書き下ろしエッセイの配布や、コマツさんがインスピレーションを受けた本もコメントともに展示販売します。
考えると遠い気持ちにもなる確率の世界。本展でそれを身近に感じてください。
■会期中の9月23日(土) 13時から16時でコマツシンヤさんが在廊予定です。会場で販売する本にはサインもいただけますので、みなさんぜひお越しください。
- コマツシンヤ
1982 年高知県生まれ。マンガ家・イラストレーター。マンガ作品に『睡沌氣候』(青林工藝舎)『8月のソーダ水』(太田出版)、『つるまき町 夏時間』(新潮社)、『午后のあくび』 (亜紀書房)。絵本に『ミライノイチニチ』(あかね書房)、『ゆかしたのワニ』(ねじめ正一・文、福音館書店)などがある。
たくさんのふしぎ初登場は、 2008 年9月号付録一枚絵の 『雲上国案内図絵』。たくさんのふしぎ傑作集に 『カタツムリ 小笠原へ』(文・千葉聡)がある。
- 小波秀雄(こなみ・ひでお)
1951 年宮崎県生まれ。京都女子大学名誉教授。昆虫採集、川遊び、山歩きで遊びまくりながら子ども時代を過ごす。 中学から高校にかけては化学実験に夢中になり、大学では理学部で 化学を学び、研究者の道へ。デタラメな分子である高分子、電子が作る確率の雲と遊んでいたが、2000 年から京都に移って統計学の世界に入り込む。現在は仙台在住。著書に『基礎から学べる確率と統計』(プレアデス出版)『きわめる情報リテラシー―基本から応用まで』(晃洋書房)、『楽しいプログラミング[増補改訂新版]』(インプレス R&D)など。
- 開催日
- 2023年9月15日(金)ー 2023年10月1日(日)
- 時間
- 12:00 - 19:30(日曜日は19時まで) 9月19日(火)、20日(水)、27日(水)休み
- 会場
Title2階ギャラリー