2024/4/12 - 2024/5/6
終了しました『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』小林エリカ原画展
科学者、詩人、活動家、作家、スパイ、彫刻家etc.「歴史上」おおく不当に不遇であった彼女たちの横顔(プロフィール)を拾い上げ、未来へとつないでいく、やさしくたけだけしい闘いの記録、『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』が筑摩書房より刊行されました。
Titleでは同書の刊行を記念して、原画展を開催します。本に描かれましたたリーゼ・マイトナー、長谷川テル、ミレヴァ・マリッチ、ラジウム・ガールズ、エミリー・デイヴィソンの葬列を組む女たちの肖像画をはじめ、エミリー・ディキンスンの庭の植物ドローイングなど、原画を展示・販売いたします。また小林さんのこれまでの著作や、本書で取り上げております「彼女たち」の著作も集めます。ぜひこの機会にお越しくださいませ。
*作家在廊予定日:4月13日(土)13時~15時
◯ミレヴァ・マリッチ Mileva Marić デザイン:名久井直子 絵:小林エリカ (C)Yutaka Kikutake Gallery
◯リーゼ・マイトナー Lise Meitner デザイン:名久井直子 絵:小林エリカ (C)Yutaka Kikutake Gallery
◯エミリー・ディキンスンの植物 Emily Dickinson’s herbarium 絵:小林エリカ (C)Yutaka Kikutake Gallery
- 小林エリカ(こばやし・えりか)
作家・アーティスト
目に見えない物、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を手掛ける。
著書は小説『最後の挨拶 His Last Bow』(講談社)『トリニティ・トリニティ・トリニティ』『マダム・キュリーと朝食を』(共に集英社)他。コミックに“放射能”の歴史を辿る『光の子ども 1-3』(リトル・モア)。インスタレーション作品も国内外で発表し、主な展覧会は「りんご前線 — Hirosaki Encounters」(弘前れんが倉庫美術館)、「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」(国立新美術館)他。
近刊は『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』(筑摩書房)と、音楽家寺尾紗穂との朗読歌劇作品にもなった『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋)。
http://erikakobayashi.com
- 開催日
- 2024年4月12日(金)ー 2024年5月6日(月)
- 時間
- 12:00 - 19:30(日曜日は19時まで) 水曜、第一・第三火曜定休日 *最終日5月6日(祝・月)は17時まで
- 会場
Title2階ギャラリー