2024/6/21 - 2024/7/9

終了しました

木下龍也書店Title × ナナロク社

木下龍也書店

2022年、Titleをはじまりとして、その後、各地で開催をしている「木下龍也書店」。歌人の木下龍也が選んだ歌集を並べ販売する、書店内書店です。Titleでは2年ぶりの開催となる今回は、この間に刊行された歌集も含め、ラインアップが新たなものになりました。短歌に親しんでいるかたにはもちろん、初心者のかたや短歌に興味があるというかたにも満足いただける、現代短歌の見取り図のような選書です。

壁面にはナナロク社刊行の歌集より、「夏」を描いた短歌を選び展示。またこの春には、ナナロク社と木下さんとのもうひとつのプロジェクト「木下龍也図書」として、全国の40の小学校、中学校、高校に、歌集31冊と短歌入門書を贈呈しました。展示では、贈呈先の写真など、その一部もご覧いただけます。

ぜひ「木下龍也書店」までお越しください。

■ご購入特典:会場の書籍をお買い上げの方には、「怪談」をお題に、木下さんが書きおろした短歌の栞を差し上げます。お一人様一枚です。

■来場特典:「あなたのための短歌1首」専用ポストを店内に設置します。
1日1題迄。どなたでも自由にお題を投函できます。6月21日~30日までの第1期、7月1日~9日までの第2期で、木下さんがお題を1つ選び、短歌をつくります。短歌は、お題(お名前を伏せます)とともに、発表いたします。あなたのお題が、短歌になるかもしれません。

お題1:「一度結ばれて、別れた同性の女性がいます。彼女とはまた友人としてすごしていますが、ふと顔をだす恋心を光として胸にとどめておける短歌がほしいです。よろしくお願いします。/よほしさん」
やがて宝石になるまでなだめるよあなたへあふれそうなマグマを

お題2:「大好きな国語の先生がいます。源氏物語のファンで、いつも子どものようなきらきらした目で話すひとでした。私の書くものを褒めてくれ、夢を叶えるために故郷を離れて進学することを応援してくれました。いつか本を出せる日が来たら真っ先に読んでほしかった恩師は、それを待たずして昨年なくなりました。彼がもういないことを受け入れ、それでも言葉を紡ぎ続けるための短歌をください。/波止場さん」
天国の恩師をいつか訪れるよっこらせって自著を抱えて

  • 木下龍也(きのした・たつや)
  • 木下龍也(きのした・たつや)

    1988年、山口県生まれ。歌人。歌集に『つむじ風、ここにあります』『きみを嫌いな奴はクズだよ』『オールアラウンドユー』など。お題を受けて作歌した『あなたのための短歌集』で注目を集める。ほかに短歌入門書『天才による凡人のための短歌教室』など刊行。近著に谷川俊太郎さんとの対詩『これより先には入れません』。

開催日
2024年6月21日(金)ー 2024年7月9日(火)
時間
12:00 - 19:30(日曜日は19時まで) 水曜、第一・第三火曜定休日 *6月21日(金)は18時まで、最終日7月9日(火)は18時まで
会場

Title2階ギャラリー

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