三鷹市の山口照二さんが、ロンドン勤務時代、ばねや慣性の力だけで動く簡易な玩具の美しさと面白さに目覚め、数十年かけて世界中で集めて研究した『からくり玩具世界一周』（大福書林）という本が出版されました。すぐれたからくり玩具の産地であるヨーロッパを中心に、地球をぐるっとまわって日本の郷土玩具にいたるまで、さまざまな玩具が登場します。各地で同じような玩具が見られることにも驚くかもしれません。

出版を機に、山口さんは玩具をすべて手放されます。そうしたこともあって、Titleの二階で、その貴重なコレクションを展示しながら即売することになりました。

素朴で、民芸的な魅力をもつからくり玩具ですが、動くところや、音がほんとうにたのしいのです。それをぜひみなさんに体感してもらいたい！

全日程、山口さんがいらっしゃるので、どう動かすか質問したりして、ぜひお気に入りを連れて帰ってください。

【注意事項】
・どんな玩具があるのかといった個別のご質問やお取り置き等には、おこたえできません。
・大福書林さんのX（Twitter）https://x.com/daifukushorin でも、玩具の情報をいくつかアップします。
・山口さんがご高齢のため、予定が急に変更になる可能性もございます。その場合はTitleのX（Twitter）をご覧ください。
・レジにてビニール袋もご購入いただけますが、ちいさな玩具や、一部繊細な玩具もございます。なるべくご自身でお持ち帰りになれる袋・ふわっとしたものをご持参くださるとたすかります。

■下記の写真は、玩具の一例です。
・フランスのピーナツの殻でできた人形（煙出し・未掲載）
・日本のはりがね細工（未掲載）
・日本の運動人形（未掲載。書籍に掲載した世界の運動人形もあります）
・アメリカのトコトコ歩く人形（書籍掲載）
＊そのほか、鳥にまつわる玩具／来年の干支・へびの玩具／インド・中国・アフリカ・アメリカの玩具などが、日替わりで新しく登場する予定です。