2019/10/24

ひとの生きる熱量を切り取る取材なるもの島﨑今日子×藤井誠二トークイベント

ひとの生きる熱量を切り取る取材なるもの

 

ある人の、そのときどきの「側面」や「断面」を切り取り、一つの人物論として書きあげていくことは、じつはとても難しく、ある意味ですごく楽しい表現行為です。が、インタビューして一丁上がりではありません。相手の言葉を受け止め、咀嚼し、行為を観察し、取材対象者だけを見ていてはわからないことも、その人を良く知る人━「鏡」のような役割です━に話しを聞くことで、より立体的になります。

なぜ、その人を「いま」取り上げて、「何」を伝えようとするのか。取材対象者のセルフイメージと、取材者(観察者)が描き出してくる人物像にはたいていギャップがあります。そのギャップが人物ルポの醍醐味でもあります。誰もがチャレンジできる「表現」です。

今回は人物ルポとしては最高レベルといわれる週刊誌『アエラ』の創刊号からの名物記事「現代の肖像」を多く手がけるジャーナリストの島﨑今日子さんと、ノンフィクションライターの藤井誠二さんが対話(じつは初対面)をすることにより、取材のエピソードから、取材の方法論、取材相手の選び方など、さまざまなトークを展開します。御期待ください。

なお、島﨑さんの『私を生きる━女たちの肖像』と『この国で女であるということ』、藤井さんの『「壁」を越えていく力』と『路上の熱量』は「現代の肖像」を核にして編まれた単行本です。

  • 島﨑今日子(しまざき・きょうこ)
  • 島﨑今日子(しまざき・きょうこ)

    1954年 京都市生まれ。ジェンダーをテーマに幅広い分野で執筆活動を行っている。著書に『森瑤子の帽子』『安井かずみがいた時代』、『この国で女であるということ』などがある。

  • 藤井誠二(ふじい・せいじ)
  • 藤井誠二(ふじい・せいじ)

    1965年生まれ。沖縄と二拠点生活を送りながら、さまざまな媒体で活動している。著書に『人を殺してみたかった』、『黙秘の壁━名古屋・喫茶店女性従業員はなぜ死んだのか』、『沖縄アンダーグラウンド━売春街を生きた者たち』などがある。

開催日
2019年10月24日(木)
時間
19時30分スタート/21時頃終了予定  *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場
Title 1階特設スペース
参加費
1000円+1ドリンク500円
定員
25名
お申し込み

手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます

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