2019/11/8
「いしいしんじさんと『マリアさま』をきく夜」『マリアさま』(リトルモア)刊行記念
本年9月に発売された、いしいしんじさん、3年ぶりの小説集『マリアさま』。
2000年~2018年のあいだ、いろいろな媒体で書きためられた短篇・掌篇から、選りすぐりの27篇がおさめられています。
私たちの身のまわり、この世の中のほんの片隅にある「物語」を、ひとつひとつ掬いあげるように紡がれた『マリアさま』を真ん中に、いしいさんと親密に語り合うような時間を、いっしょに過ごしませんか――。
本イベントでは、いしいさんに、『マリアさま』におさめられた小説が書かれるきっかけとなったエピソードや背景などを語ってもらいます。『マリアさま』を、これから読む方にも、くり返し読む方にも、小説の世界を拡げてくれるような貴重なお話となることでしょう。
さらに、いしいさんが『マリアさま』刊行に際し作られたプレイリスト“『マリアさま』のためのサウンドトラック”。1950年代まで生産されていた蓄音機用レコード=SP盤(78回転)の愛好家であるいしいさんが、手持ちの数あるSP盤から1篇につき1曲を選曲したこのサウンドトラックを、当日、会場にすえた蓄音機から、ほんもののSP盤で聴きたいと思います。
蓄音機から流れる音楽に耳を傾けながら、小さな「物語」についておしゃべりする夜。皆さまのご参加をお待ちしています。進行は店主の辻山が務めます。
- いしいしんじ
1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。そのほか『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『四とそれ以上の国』『海と山のピアノ』など著書多数。
趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。
- 開催日
- 2019年11月8日(金)
- 時間
- 19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
- 会場
- Title 1階特設スペース
- 参加費
- 1000円+1ドリンク500円
- 定員
- 25名
- お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。
手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。
お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます