2020/1/31
季刊誌kotobaプレゼンツ「21世紀に書かれた百年の名著を読む」第4回仲俣暁生×倉本さおり「阿部和重『シンセミア』を読む」
季刊言論誌『kotoba』(集英社)で連載中の、仲俣暁生さんによる「21世紀に書かれた「百年の名著」を読む」と連動し、Titleではトークイベントを開催しています。記事内で紹介された一冊を、仲俣さんがゲストとともに語り合う企画です。
4回目の開催となる今回は、書評家として活躍する倉本さおりさんをゲストにお招きします。
題材は、阿部和重氏の『シンセミア』。
阿部和重氏が自身の出身地・神町を舞台に手掛けた〈神町〉三部作の第一作にあたり、1999~2003年に「アサヒグラフ」誌上で連載されていました。
2019年に刊行された『オーガ(ニ)ズム』でシリーズが完結したのも記憶に新しいところです。
とくに「監視社会」を描いたという意味では現代に対して預言的だったという解釈もできる本作を、ともに書評家として活躍されるお二人が語らいます。
※『kotoba』2020年冬号は全国書店にて発売中です。
- 仲俣暁生(なかまた・あきお)
文芸評論家、編集者。1964年、東京都生まれ。「CITY ROAD」「WIRED日本版」「季刊・本とコンピュータ」などの編集部を経て、現在「本と出版の未来」を考えるウェブサイト「マガジン航」の編集発行人を務める。
著書に『失われた娯楽を求めて-極西マンガ論-』(駒草出版)、『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、『極西文学論』(晶文社)など。
- 倉本さおり(くらもと・さおり)
書評家。ライター。1979年、東京生まれ。毎日新聞文芸時評「私のおすすめ」、小説トリッパー「クロスレビュー」、文藝「はばたけ! くらもと偏愛編集室」、週刊新潮「ベストセラー街道をゆく!」を担当、連載中。ほか『文學界』新人小説月評(2018)、『週刊読書人』文芸時評(2015)など。ラジオ、トークイベントにも多数出演。作品の魅力を歯切れよく伝える書評が支持を得ている。
- 開催日
- 2020年1月31日(金)
- 時間
- 19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
- 会場
- Title 1階特設スペース
- 参加費
- 1000円+1ドリンク500円
- 定員
- 25名
- お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。
手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。
お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます