2022/2/25 - 2022/3/14
終了しました木下龍也書店
『あなたのための短歌集』は、歌人の木下龍也が依頼者からの想いをもとに作った歌を、100首集めた短歌集。発売後広く話題となり、早くも3刷となりました。この度Titleでは、木下さんが選んだ歌集を並べ販売する書店内書店、「木下龍也書店」を開店いたします。
短歌の初心者の方にも、歌を詠むこと、書くことの魅力がわかる案内パネルをご用意。特別展示として、木下龍也と岡野大嗣、ふたりが「ナナロク社 あたらしい歌集選考会」で選出した島楓果、森口ぽるぽの短歌を展示します。
歌をつくるところにはじまり、出来上がった数多くの歌集まで、木下龍也が案内する短歌の世界をぜひご覧ください。
■来場特典:「あなたのための短歌1首」専用ポストを店内に設置します。1日1題迄。どなたでも自由にお題を投函できます。毎週日曜日を締切として、木下さんがお題を1つ選び、短歌をつくり展示します。会期中に3首を予定しています。
あなたのお題が、短歌になるかもしれません。
お題1:まさこさんからのお題です
陸地から遠い場所ではなく母の胸に生まれた僕の天国 (3月5日)
お題2:buleさんからのお題です 大判焼きの名前がなんなのかの不毛な争い。(おやきとあじまん)(しかし楽しい時間)
おやき派のおまえのためにあじまんをはんぶんこして一時停戦 (3月10日)
お題3:春さんからのお題です 東京が嫌いです。だけど人一倍あこがれもあります。「東京」をお題に、木下さんから見た東京を知りたいです。
ただ歩くだけでだれかを見殺しにしてしまうのにさくらは見頃 (3月24日)
■購入特典:関連書籍を購入の方には、木下龍也、岡野大嗣、島楓果、森口ぽるぽの4人の歌人が「Title(タイトル)」をテーマにつくった短歌4首がのった冊子をお渡しいたします。この展示のための、初めての競作です。
- 木下龍也(きのした・たつや)
1988年、山口県生まれ。歌人。2013年に第一歌集『つむじ風、ここにあります』、16年に第二歌集『きみを嫌いな奴はクズだよ』(ともに書肆侃侃房)を刊行。18年に岡野大嗣との共著歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、19年に谷川俊太郎と岡野大嗣との詩と短歌の連詩による共著『今日は誰にも愛されたかった』、20年に短歌入門書『天才による凡人のための短歌教室』を刊行した。最新刊は『あなたのための短歌集』(ここまですべて、ナナロク社)。同じ池に二度落ちたことがある。
- 開催日
- 2022年2月25日(金)ー 2022年3月14日(月)
- 時間
- 12:00 - 19:30(日曜日は19時まで) 水曜・第三火曜日定休 *3月1日(火)は休み 最終日3月14日(月)は17時まで
- 会場
Title2階ギャラリー