12月3日(火)、新潟・北書店で、北書店店主の佐藤雄一さんとのトークイベントを行います。この夏に発売した『しぶとい十人の本屋』(朝日出版社)の中でも、反響の大きかった北書店回。新潟のみなさんの前で、もう一度本屋のこと、ローカルであることについて語り合います。詳しいお申込み方法などは、こちらをご覧ください。
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2024年
この間にも、幾つかの新聞や雑誌、ウェブメディアに取材され、文章を寄稿しました。
・9月10日発売の、長田弘『自分の時間へ』(ちくま文庫)に解説を寄稿しました。長田弘といういっぽんの木を育てた、長い時間を遡るような本。ずっと読んできて、共感するところも多い長田さんの本にと思うと夢のようですね。https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480439765/
・書評サイトブックバンに、ヘンリー・オースター 大沢章子=訳『アウシュヴィッツの小さな厩番』(新潮社)の書評を書きました。ナチスのユダヤ人虐殺の歴史は知っていても、それが頭だけの理解なれば、我々はいつか同じ間違いをしてしまう。だから本を読み、その体験を我がこととしなければならない。https://www.bookbang.jp/review/article/784951
・10月1日発売、ライターの石井千湖さんが12人の積ん読名人にインタビューした話題の本『積ん読の本』(主婦と生活社)にて、取材を受けました。積ん読とは、増え続ける世界のアーカイブだ。ぜひ本もお読みください。https://www.shufu.co.jp/bookmook/detail/978-4-391-16283-7/
・東本願寺が発行する雑誌『同朋』。10月号の特集で、真宗大谷派の僧侶で脳神経内科の医師、そして私設図書館「念々堂」を開設した岸上仁さんと対談させて頂きました。病気や悩み、そして本など、広い話題が出たと思います。https://books.higashihonganji.or.jp/blog_detail.html?blog_code=152
・日本フィランソロピー協会の会報誌『Philanthropy』の10月号にて、編集者の河野通和さんのお導きにより、巻頭で隆祥館書店の二村知子さんと鼎談させて頂きました。本を届ける者同士、共感の深い話となりました。他の寄稿やインタビューも読みごたえがあります。https://www.philanthropy.or.jp/magazine/202410/
この間にも、幾つかの新聞や雑誌、ウェブメディアに取材され、文章を寄稿しました。
・7月16日から19日までの日本経済新聞「人間発見」という人物ルポルタージュの記事欄にて、4日間にわたり、店主の辻山を採り上げていただきました。記事は杉山恵子記者です。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD16BM00W4A710C2000000/
・8月18日付の東京新聞・中日新聞書評欄にて、寺岡泰博『決断 そごう・西武61年目のストライキ』(講談社)への書評を寄稿しました。西武池袋本店で行われたストライキに関して、その時何が起こっていたのかを当事者の組合委員長が書いた本書。かつて働いたこともある場所で、この書評は書きたいと思いました。https://www.tokyo-np.co.jp/article/348047?rct=shohyo
・歌人の岡野大嗣さんの、歌と散文による新刊『うたたねの地図 百年の夏休み』(実業之日本社)へのレビューを寄稿しました。夏という季節の持つ郷愁が表れた本だと思いました。ぜひ本を手に取ってみて下さい。https://j-nbooks.jp/novel/columnDetail.php?cKey=222
・9月10日頃から配布される、スタジオジブリ出版部発行の『熱風』に、評論家の津野海太郎さんとの対談「書く人と読む人、そして本屋のありようが変わってきた」が掲載されます。「現代の読書」という特集ページで、巻頭対談として掲載いただきました。これまであまり言葉にされていなかった現象に関して話しております。ぜひご一読を。https://www.ghibli.jp/shuppan/np/007496/
毎月第三火曜日の、23時~24時頃。NHKラジオ深夜便「本の国から」にて本を三冊紹介しております。下記、2024年2月から2024年7月に紹介した本です。
2024年7月21日
『テヘランのすてきな女』 金井真紀 著 晶文社
『スイマーズ』ジュリー・オオツカ著 小竹由美子訳 新潮社
『少し広くなった「那覇の市場で古本屋」それから』宇田智子 著 ボーダーインク
2024年6月16日
『観光地ぶらり』 橋本倫史 著 太田出版
『野犬の仔犬チトー』 伊藤比呂美 光文社
『わたしのeyePhone』 三宮麻由子 著 早川書房
2024年5月19日
『ISSUE 中川李枝子 冒険のはじまり』 スイッチ・パブリッシング
『センス・オブ・ワンダー』 レイチェル・カーソン 著 森田真生訳・文 筑摩書房
『元気じゃないけど、悪くない』 青山ゆみこ 著 ミシマ社
2024年4月21日
『口の立つやつが勝つってことでいいのか』 頭木弘樹 著 青土社
『続きと始まり』 柴崎友香 著 集英社
『隆明(りゅうめい)だもの』ハルノ宵子 著 晶文社
2024年3月17日
『科博と科学 地球の宝を守る』 篠田謙一 著 ハヤカワ新書
『その世とこの世』 谷川俊太郎、ブレイディみかこ 著 岩波書店
『被災物 モノ語りは増殖する』 姜信子、山内宏泰ほか 著 かたばみ書房
2024年2月18日
『カワセミ都市トーキョー 「幻の鳥」はなぜ高級住宅地で暮らすのか』柳瀬博一 著 平凡社新書
『超人ナイチンゲール』栗原康 著 医学書院
『ともぐい』 河崎秋子著 新潮社
いつもTitleのご利用をいただき、ありがとうございます。
7月29日(月)~8月2日(金)のあいだ、Titleは夏季休暇をいただきます。みなさまにはご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
*8月3日(土)からは通常営業します。
*休みの間は、問い合わせやWEBSHOPの発送業務も対応できませんので、ご了承くださいませ。