筑摩書房のPR誌『ちくま』の2月号に、稲泉連『「本をつくる」という仕事』の書評を寄稿いたしました。一冊の本が出来上がるまでにかけられる、よき仕事の数々を取材した本です。稲泉さんは『復興の書店』(小学館文庫)という著書もあり、これもまた丁寧に取材された良い本です。書評とあわせてぜひご覧ください。
なおTitleで『「本をつくる」という仕事』をご購入の方には、ゲラ刷りフリーペーパーと、この『ちくま』2月号を差し上げております。Title購入特典は在庫がなくなり次第終了いたします。https://title-books.stores.jp/items/588c817d100315316d00f528
『みすず』1・2月合併号は、恒例の読書アンケート特集です。2016年に出た本の中から5冊を選んで寄稿させて頂きました。
1 細馬宏通 『介護するからだ』 医学書院
2 アン・ウォームズリー 向井和美・訳 『プリズン・ブック・クラブ』 紀伊國屋書店
3 メイ・サートン 幾島幸子・訳 『70歳の日記』 みすず書房
4 天使の聖母 トラピスチヌ修道院 『天使園 「祈り、働け」の日々』 亜紀書房
5 『串田孫一 緑の色鉛筆』 平凡社
それぞれの本の評に関しては、本誌をご覧ください。
月刊『みすず』:http://www.msz.co.jp/book/magazine/
2月より、誠に勝手ながらTitleの営業時間を下記の通り変更させていただきます。
・12:00~21:00 (開店時間が一時間遅くなります)
定休日は変わらず、水曜日と第三火曜日です。
皆さまのお越しをお待ちしております。
「茶のあるくらし」「グラフィック茶道」とサブタイトルのついた茶道雑誌、『なごみ』での書評の連載が1月号より始まります。広義の日本文化に関する本を選び、文章を寄せております。
なお連載は隔月で、誠光社の堀部篤史さんと交代で行う予定です。
『なごみ』は1月号よりリニューアルし、茶道のことだけでなくうつわ、和菓子などその周辺のことに深く触れていたり、宮沢章夫さんやルー大柴さんの連載があったりと、思った以上に若々しい印象の雑誌になっております。お見かけした際は、ぜひ手に取ってみてください。