寄稿・メディア掲載のお知らせです 27

この間にも、幾つかの新聞や雑誌、ウェブメディアに取材され、文章を寄稿しました。

・9月10日発売の、長田弘『自分の時間へ』(ちくま文庫)に解説を寄稿しました。長田弘といういっぽんの木を育てた、長い時間を遡るような本。ずっと読んできて、共感するところも多い長田さんの本にと思うと夢のようですね。https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480439765/

・書評サイトブックバンに、ヘンリー・オースター 大沢章子=訳『アウシュヴィッツの小さな厩番』(新潮社)の書評を書きました。ナチスのユダヤ人虐殺の歴史は知っていても、それが頭だけの理解なれば、我々はいつか同じ間違いをしてしまう。だから本を読み、その体験を我がこととしなければならない。https://www.bookbang.jp/review/article/784951

・10月1日発売、ライターの石井千湖さんが12人の積ん読名人にインタビューした話題の本『積ん読の本』(主婦と生活社)にて、取材を受けました。積ん読とは、増え続ける世界のアーカイブだ。ぜひ本もお読みください。https://www.shufu.co.jp/bookmook/detail/978-4-391-16283-7/

・東本願寺が発行する雑誌『同朋』。10月号の特集で、真宗大谷派の僧侶で脳神経内科の医師、そして私設図書館「念々堂」を開設した岸上仁さんと対談させて頂きました。病気や悩み、そして本など、広い話題が出たと思います。https://books.higashihonganji.or.jp/blog_detail.html?blog_code=152

・日本フィランソロピー協会の会報誌『Philanthropy』の10月号にて、編集者の河野通和さんのお導きにより、巻頭で隆祥館書店の二村知子さんと鼎談させて頂きました。本を届ける者同士、共感の深い話となりました。他の寄稿やインタビューも読みごたえがあります。https://www.philanthropy.or.jp/magazine/202410/

寄稿・メディア掲載のお知らせです 26

この間にも、幾つかの新聞や雑誌、ウェブメディアに取材され、文章を寄稿しました。

・7月16日から19日までの日本経済新聞「人間発見」という人物ルポルタージュの記事欄にて、4日間にわたり、店主の辻山を採り上げていただきました。記事は杉山恵子記者です。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD16BM00W4A710C2000000/

・8月18日付の東京新聞・中日新聞書評欄にて、寺岡泰博『決断 そごう・西武61年目のストライキ』(講談社)への書評を寄稿しました。西武池袋本店で行われたストライキに関して、その時何が起こっていたのかを当事者の組合委員長が書いた本書。かつて働いたこともある場所で、この書評は書きたいと思いました。https://www.tokyo-np.co.jp/article/348047?rct=shohyo

・歌人の岡野大嗣さんの、歌と散文による新刊『うたたねの地図 百年の夏休み』(実業之日本社)へのレビューを寄稿しました。夏という季節の持つ郷愁が表れた本だと思いました。ぜひ本を手に取ってみて下さい。https://j-nbooks.jp/novel/columnDetail.php?cKey=222

・9月10日頃から配布される、スタジオジブリ出版部発行の『熱風』に、評論家の津野海太郎さんとの対談「書く人と読む人、そして本屋のありようが変わってきた」が掲載されます。「現代の読書」という特集ページで、巻頭対談として掲載いただきました。これまであまり言葉にされていなかった現象に関して話しております。ぜひご一読を。https://www.ghibli.jp/shuppan/np/007496/

「ラジオ深夜便」で 紹介した本です(2024/02~2024/07)

毎月第三火曜日の、23時~24時頃。NHKラジオ深夜便「本の国から」にて本を三冊紹介しております。下記、2024年2月から2024年7月に紹介した本です。

2024年7月21日
『テヘランのすてきな女』 金井真紀 著 晶文社
『スイマーズ』ジュリー・オオツカ著 小竹由美子訳 新潮社
『少し広くなった「那覇の市場で古本屋」それから』宇田智子 著 ボーダーインク


2024年6月16日
『観光地ぶらり』 橋本倫史 著 太田出版
『野犬の仔犬チトー』 伊藤比呂美 光文社
『わたしのeyePhone』 三宮麻由子 著 早川書房


2024年5月19日
『ISSUE 中川李枝子 冒険のはじまり』 スイッチ・パブリッシング
『センス・オブ・ワンダー』 レイチェル・カーソン 著 森田真生訳・文 筑摩書房
『元気じゃないけど、悪くない』 青山ゆみこ 著 ミシマ社


2024年4月21日
『口の立つやつが勝つってことでいいのか』 頭木弘樹 著 青土社
『続きと始まり』 柴崎友香 著 集英社
『隆明(りゅうめい)だもの』ハルノ宵子 著 晶文社


2024年3月17日
『科博と科学 地球の宝を守る』 篠田謙一 著 ハヤカワ新書
『その世とこの世』 谷川俊太郎、ブレイディみかこ 著 岩波書店
『被災物 モノ語りは増殖する』 姜信子、山内宏泰ほか 著 かたばみ書房


2024年2月18日
『カワセミ都市トーキョー 「幻の鳥」はなぜ高級住宅地で暮らすのか』柳瀬博一 著 平凡社新書
『超人ナイチンゲール』栗原康 著 医学書院
『ともぐい』 河崎秋子著 新潮社

寄稿・メディア掲載のお知らせです 25

この間にも、幾つかの新聞や雑誌、ウェブメディアに文章を寄稿しました。

・5月26日付の北海道新聞朝刊・書評欄にて、島田潤一郎著『長い読書』(みすず書房)への書評を寄稿しました。島田さんの文章に合うように、ゆったりとした気持ちで書きました。ウェブでもお読み頂けます。https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1016788/

・6月8日付の朝日新聞朝刊・書評欄「ひもとく」コーナーにて、イラストレーターのエッセイについて寄稿しました。職業意識に基づいた面での構成、そしてそれがどのように変遷していったかなど、和田誠〜リリー・フランキー〜三好愛さんの本を俎上に乗せて書いております。写真もTitleで撮影しました。https://book.asahi.com/article/15299310

・WWFジャパンの、名作漫画から私たちと生物多様性のつながりを実感させる取り組み「コミック・ダイバース(COMIC DIVERSE)」。「生物多様性」をテーマに選んだコミックスは『歩くひと』。ただ海と岩礁が描かれただけの一コマに、生物の網の目のようなネットワークを感じます。こちらも多様なかたが寄稿しています。https://www.wwf.or.jp/campaign/comic/

・6月20日発売の『週刊新潮』に、池澤夏樹『ノイエ・ハイマート』(新潮社)への書評を寄稿しました。「難民」をテーマとした、読み進めるうち、伝えたいテーマが身に沁みてくる変奏曲のような作品。いま読まれるべき本だと思います。https://www.bookbang.jp/review/article/780106

寄稿・メディア掲載のお知らせです 24

この間にも、幾つかの書籍や新聞、雑誌でTitleを採り上げていただき、文章を寄稿しました。

・2月7日付の東京新聞朝刊。読書面の「私の愛読書」というコーナーにて、取材していただきました。折に触れ手に取る『須賀敦子全集第1巻』の話をしました。取材は栗原淳記者です。

・3月15日発売の『小説すばる』にて、ブック・コーディネーターの内沼晋太郎さんと、蟹ブックスの花田菜々子さんと鼎談しております。「我が街と本」という雑誌の特集内の記事で、全国の書店や、街と本屋の関わりについてたっぷりめなお話。http://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/

・3月21日発売の、三宅玲子著『本屋のない人生なんて』(光文社)にて、Titleを取材して頂いてます。よい意味での狂気を感じる本。時計から、コーヒーカップから、店にあるもの全てが、緻密に写し取られています。注意深い取材から、隠されたその糸を手繰り寄せ、自身の文章としてそれを書き起こした11店舗の物語。ぜひご覧ください。https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334102647

・書評の情報サイト「Book Bang」に、三浦英之『涙にも国籍はあるのでしょうか―津波で亡くなった外国人をたどって―』(新潮社)の書評を寄稿しました。あまり明らかになっていない、あの大震災で亡くなった外国人をめぐるノンフィクション。味わい深い短篇を読んだ読後感が残ります。https://www.bookbang.jp/review/article/774351

「ラジオ深夜便」で 紹介した本です(2023/08~2024/01)

毎月第三火曜日の、23時~24時頃。NHKラジオ深夜便「本の国から」にて本を三冊紹介しております。下記、2023年8月から2024年1月に紹介した本です。

2024年1月21日
『ウィキペディアでまちおこし みんなでつくろう地域の百科事典』 伊達深雪 著 紀伊國屋書店 刊
『山と言葉のあいだ』石川美子著 ベルリブロ 刊
『お寺のハナちゃん』梶井照陰 著 リトルモア 刊


2023年12月17日
『神と黒蟹県』 絲山秋子 著 文藝春秋
『小山さんノート』 小山さんノートワークショップ編 エトセトラブックス
『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』 齋藤陽道 著 暮しの手帖社


2023年11月19日
『客観性の落とし穴』 村上靖彦 著 ちくまプリマー新書
『実母と義母』 村井理子 著 集英社
『ロバのスーコと旅をする』 高田晃太郎 著 河出書房新社


2023年10月15日
『自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話』 山口祐加、星野概念 著 晶文社 刊
『本の栞にぶら下がる』 斎藤真理子 著 岩波書店 刊
『十六の言葉』ナヴァー・エブラーヒーミー 著 酒寄進一 訳 駒井組 刊


2023年9月17日
『カメラを止めて書きます』 ヤン ヨンヒ 著 クオン刊
『いい子のあくび』 高瀬隼子 著 集英社刊
『リスペクト R・E・S・P・E・C・T』 ブレイディみかこ 著 筑摩書房刊


2023年8月20日
『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』坂本龍一 著 新潮社
『口訳 古事記』町田康 著 講談社
『山の上のパン屋に人が集まるわけ』平田はる香 著 サイボウズ式ブックス

寄稿・メディア掲載のお知らせです 23

この間にも、幾つかの書籍や新聞、雑誌でTitleを採り上げていただき、文章を寄稿しました。

・7月21日発売の、『散歩の達人 8月号』は、荻窪・西荻窪特集。本の特集ページの中で、今野書店さんの今野英治社長と対談させて頂きました。文章は屋敷直子さんです。どちらもよい街ですので、ぜひ遊びにきてください。https://san-tatsu.jp/info/253073/

・8月4日発売の、政木哲也著『本のある空間採集』(学芸出版社)にて、Titleを取材して頂いてます。よい意味での狂気を感じる本。時計から、コーヒーカップから、店にあるもの全てが、緻密に写し取られています。https://title-books.stores.jp/items/64d0ad5d3ffd8e002fc2791a

・8月7日付の東京新聞朝刊。新コーナーの「本屋さんぽ」にて、Titleを取材していただきました。取材は飯田樹与記者です。

・黒鳥社の人気シリーズ「黒鳥本屋探訪」で、作家の柴崎友香さんが編集者の若林恵さんとともにTitleを訪れてくださりました。おしゃべりをして、買い物をしたという記録です。前編は三人でおしゃべり編、後編はお買いもの編。よろしければご視聴ください。

前編:https://www.youtube.com/watch?v=Dg8_46LaW2k&t=562s
後編:https://www.youtube.com/watch?v=L3SkQHU-DJ4&t=909s

「ラジオ深夜便」で 紹介した本です(2023/04~07)

毎月第三火曜日の、23時~24時頃。NHKラジオ深夜便にて本を三冊紹介しております。下記、2023年4月から7月に紹介した本です。NHKのサイトからもご覧頂けます。http://www.nhk.or.jp/shinyabin-blog/100/485828.html

2023年7月16日
『ぼくの大林宜彦クロニクル』 森泉岳土 著 光文社 刊
『桃を煮るひと』くどうれいん著 ミシマ社 刊
『おばあちゃんのにわ』ジョーダン・スコット文 シドニー・スミス絵 原田勝 訳 偕成社 刊


2023年6月18日
『From Tokyo わたしの#stayhome 日記2022-2023』 今日マチ子 著 rn press 刊
『戦争に行った父から、愛する息子たちへ』ティム・オブライエン著 上岡伸雄・野村幸輝 訳 作品社 刊
『日本エッセイ小史 人はなぜエッセイを書くのか』酒井順子 著 講談社 刊


2023年5月21日
『ミライの源氏物語』山崎ナオコーラ 著 淡交社 刊
『山本彩香 とー、あんしやさ 琉球料理の記憶と味の物語』山本彩香・駒沢敏器 著 スイッチ・パブリッシング 刊
『書籍修繕という仕事 刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』ジェヨン 著 牧野美加 訳 原書房 刊


2023年4月16日
『渡り鳥たちが語る科学夜話』全卓樹 著 朝日出版社刊
『朝のあかり 石垣りんエッセイ集』石垣りん 著
『小さき者たちの』松村圭一郎 著 ミシマ社刊

寄稿・メディア掲載のお知らせです 21

この間にも、幾つかの書籍や新聞、雑誌に文章を寄稿し、また店の紹介もいただきました。

・3月12日、北海道新聞の書評欄で、幅允孝さん『差し出し方の教室』(弘文堂)の書評を寄稿しました。どんな職業でもそうですが、大切なのはお洒落でスマートな設えではなく、相手のことを慮り、それを満たす気働き。人がやる仕事の価値を思い起こさせる一冊です。→https://www.hokkaido-np.co.jp/article/815098

・こぐま社の会報誌「こぐまのともだち」にて、「こぐま社のころ」という巻頭エッセイを書かせて頂きました。むかしアルバイトしていた出版社なので、しみじみうれしかったです。エッセイには、馬場のぼる先生のイラストが添えられていて、更にうれしかった。

・さまざまな選者が「海」をテーマに選書・執筆する連載企画「Read the Sea」に寄稿しました。「子ども」「大人」「わたし」「海が出てこない海」といった4つのテーマで海に関する本を選んでおります。https://3710lab.com/contents/5054/

・文筆家の大平一枝さんの連載「日々は言葉にできないことばかり」。第6回のゲストとして対談させて頂きました。タイトル通り「日常の隙間にこぼれ落ちた感情、言葉にならない感情」を拾いに行くような話でしたが、大平さんのナビゲートで一緒に潜れた気がします。https://hokuohkurashi.com/note/288884

寄稿・メディア掲載のお知らせです 20

この間にも、幾つかの書籍や新聞、雑誌に文章を寄稿し、また店の紹介もいただきました。

・1月7日の朝日新聞書評・売れてる本に、東畑開人さん『聞く技術 聞いてもらう技術』(ちくま新書)の書評を寄稿しました。誰かの声が耳に入ってくる。それはノイズかもしれないけど、癒しでもあると思います。WEBでもお読み頂けます。https://book.asahi.com/article/14808788

・1月25日発売の雑誌『飛ぶ教室』72号の「本屋さん探訪」コーナーにて、小説家の角田光代さんがTitleに来てくださいました。書店のこと、お薦めの本など色々お話ししております。https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/tobu/book_t072.html

・1月25日発売の雑誌『暮しの手帖』第5世紀22号にて、森田真生さんの『偶然の散歩』(ミシマ社)を紹介しております。「一度きり」を、ゆっくり虫眼鏡を覗くように見てみれば、生きるかけがえのなさが沁みわたってくる。世界のふしぎに触れる、美しいエッセイです。

・2月7日発売の朝食エッセイアンソロジー『ぱっちり、朝ごはん』(河出文庫)に解説「空腹は最高のスパイス」を寄せました。関西人のわたくしが、何をきっかけにして納豆が食べられるようになったのか。解説らしからぬ解説になっています。エッセイはみなさん、美味しそうな文章ぞろい。ぜひお手に取ってご覧ください。https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309419428/

・コラボ企画「書店×フヅクエ」の開催にあわせて、fuzkue 阿久津隆さんにインタビューをしていただきました。ふだん聞かれない質問、商売をしているもの同士の気安さからか、リラックスしながらも濃い時間になった。ぜひ読んでみてください。https://fuzkue.com/entries/1196

・2月17日発売の、ジェフ・シャーレット 安達眞弓=訳『この、あざやかな闇 』(駒草出版)に、帯コメントを寄せました。捉えどころのない文章ですが、読み進めるうちに、その世界に立たされている自分に気がつく、ロード・ムーヴィーのような本です。ぜひご一読ください。https://komakusa-pub.shop-pro.jp/?pid=172338936

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