『母の友 11月号』(福音館書店)に、先日イベントも行った細馬宏通さんの『介護するからだ』(医学書院)の書評を書いています。もの言わぬ身体の、「かしこさ」について書きました。じっと何かを見ることが、その奥の本人も気づいていない隠れた意図を発見します。
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執筆の仕事
紀伊國屋書店発行のPR誌『scripta no.41』に、ラース・スヴェンセン『働くことの哲学』(紀伊國屋書店)の書評を書いております。大型書店→小さな本屋という自分の体験をもとに、働くことの意味を考えました。
このPR誌には、木皿泉さん、都築響一さん、吉川浩満さん、安田登さん各氏の寄稿もあり、非常に豪華ですね。
『読書人 7月22日号 上半期の収穫から』 様々な学者や評論家に聞いた、2016年上半期の収穫と言える本のアンケートです。私が選んだのは、下記の3冊です。
・畠山直哉×大竹昭子『出来事と写真』(赤々舎)
・栗原康『村に火をつけ、白痴になれ』(岩波書店)
・『戦争とおはぎとグリンピース』(西日本新聞社)
大きな書店などで販売している書評紙です。評の文章は、ぜひ現物をご覧ください。
5月7日発売の雑誌『大人のおしゃれ手帖 6月号』(宝島社)の、「あの人がすすめる、そんな時こんな本」というコーナーで、本を紹介するコラムを書いております。大好きな染色作家の柚木沙弥郎さんについて書きました。ぜひ店頭にてご覧ください。
毎年4月に新聞各紙の書評担当者が変わりますが、今年度の朝日新聞では、週替わりで担当者が文庫の新刊の紹介をするコーナーが新設されました。
文芸評論家の池上冬樹さん、文筆家の池澤春菜さん、小説家の福永信さん、歌人の東直子さんに加わり、店主の辻山もお勧めの本を3冊紹介します。ご期待ください。
現在発売中の『三田文学』(2016年冬季号)に、エッセイ「本と本屋の事だけを考えた」を寄稿しております。店主の本屋論(のようなもの)が書かれた小文です。